みなさんこんにちは、マーです。
節約上級編の4つ目は付き合う人間や環境を変えることです。端的に言えば浪費癖のある人や見栄でマウントを取りたがる人達から距離を置くということです。
人間は不合理的な行動をとる生き物
人間不思議なもので、いくら自分を貫こうと考えていても状況や周囲に合わせて不合理的な行動をとりがちです。
例えばダイエットしたいと考えているのに「ご褒美」だの「今日くらいは」などといって糖分多めのお菓子や飲み物を口にしたり、今日は気分が乗らないからランニングやウォーキングは明日以降に始めようといったことです。

わかりみがありすぎるw
目指したい姿は宣言するのですが、結局そのための行動が伴っていないのです。それは状況や環境が不合理的な行動をとることを許しているから起こるのです。
見られているからこその強制力
仮にあなたがプロアスリートだとしたら、だらしない体のままではよくないとトレーニングに励むはずです。
それは自分が納得できないからという理由もあるでしょうが、応援しているファンに見せられないとか成績を残せないとかコーチからの叱責など他者からどう見られるかということも強い動機となると考えられます。

応援しているプロスポーツ選手が一般人と同じ体型だったら、ちょっと考えちゃうかもなぁ。
もし他者があなたのやることに対して何も言わないのなら、私も含め多くの人は少しくらい不合理でもいいよねと考えるでしょう。
これは精神的にどうとかそういった話ではなく、人間は進化の過程で煩わしいことからどうすれば回避できるかを考えて実践してきた生き物ゆえです。

見られるからしっかりしなきゃ、って思うよね。
少し話がそれてしまいましたが、良くも悪くもあなたの状況や周囲の環境が行動に影響を及ぼすものです。
あなたの見ている世界は全世界の常識ではありません
私も含め多くの人は職場や学校で同じ人たちと付き合います。すると不思議なものでその狭い世界があたかも全世界の常識かのように錯覚してしまうのです。
その職場内で当たり前とされている常識は他社では非常識だし、あなたの周囲にいる人達は今後のあなたにとって必ずしも良い影響を与えあえる間柄とはならない可能性もあります。「朱に交われば赤くなる」とはよく言ったものです。
思考力が低下していることが自分でわからなくなってしまう怖さ
お金についても同様です。
分かりやすく浪費癖がある人やマウントを取ってくる人にお近づきしてはいけないことがわかりやすいです。

ヘラっているときほどダメな人が近寄ってくるんだよねー……
ほかにも長時間労働が続きすぎて正常な判断ができないとかマンションの駐車場に停めている他の自動車が高級車ばかりで比べると恥ずかしく思うとか、よくよく考えればささいなことを冷静に判断できないような環境下にあることもお金が貯まらない一因だったりします。

慢性的な思考力低下に陥らせるのって最悪なデバフだよ!
こういうのを我慢するのは美徳ではありません。自分に罰ゲームを課しているだけです。こうしたところから少しずつ使って後悔するようなお金を失っていくのです。
幼少期にかけられた「友達100人できるかな」の呪縛をぶち破れ!
今付き合っている人たちは死ぬまで一緒にいるわけではないし、今いるコミュニティは未来永劫続くコミュニティではありません。
日本国内で1.2億人、約400万社、幼稚園から大学まででも58,000校もあるのです。これだけの人間や組織が存在するのにわざわざ自分と価値観の合わない人間や組織と付き合わなければいけない理由はありません。
本当に困っているときだからこそ相手の本性がわかるもの
いくら自分は問題ないと叫んでみても、付き合う人間や置かれている環境下ではあなたは奪われているだけの存在に成り下がっているかもしれません。
一度立ち止まってみましょう。あなたがもし本当に困った状況に置かれているときにその相手やコミュニティはあなたに何らかの救いの手を差し伸べてくれるでしょうか?あなたのためではなくあなたの持つ財産や地位を狙って近づいてはいませんでしょうか?
もちろん性悪説だけで論じてよい話題ではありませんが、性善説だけで考えるというのもあまり筋がよろしいとも思えません。

そういう時こそ、相手の本性がわかるってもんだね。
あなたの人生の主人公はあなたです。誰と付き合い、どこで生きるかに正解はありませんが、あなたなりの最適解はあるはずです。一緒に探していきましょう。
次回の節約上級編は労働習慣を減らすについて考えてみたいと思います。
今回もお付き合いいただきありがとうございました。

付き合う人間と環境を変えよ
生きぬく!研究所 
