みなさんこんにちは、マーです。
今日は少し防災に触れてみたいと思います。

FIREの話がなぜ防災になるの? えっ「火」がらみってこと?
いえいえ「火」ではありません。
FIRE(経済的自立)と防災は、「生きぬく」ための共通項が多いのです。
防災について詳しくは今後シリーズ化して書きますが、今回はさわりだけ書きます。
1.生き残り戦略が同じ
FIREのために必要なのは金融資産です。
そして防災とは災害時の被害を未然に防ぐことです。

生き残り戦略が同じって?
どちらも長く生きるためには欠かせないものです。
しかしただお金を持っているだけではダメで、ずっと金融機関に寝かせておいても意味がありません。
また意識だけしていても実際に防災対策していなければ、これまた意味がないのです。
しっかり活用しなければ効果は薄いのです。
2.「耐」力勝負
体力も大事ですが、ときには耐える力も大事になります。
FIREを目指すなら間違いなく投資は避けられませんから、暴落時にうろたえて売却しないだけの「耐」力が必要です。
また災害時には支援物資が1週間以上届かないということもあります。
空腹や寒暖差、ストレスフルな避難所生活など忍耐を試される状況に陥ることもしっかり想定しておきましょう。
3.省エネがカギ
通常ならあればあるだけ使いたくなるのが人情です。
しかし、ここでの共通項は「ムダに使いすぎないこと」です。
いくら膨大な資産を持っていても、浪費しすぎれば破産します。
また避難生活では先が見えない状態から、怖くて食べることもままならなくなります。

どっちも使うのが怖いよね
たくさん浪費できる状況と、いつ資源が尽きるかわからない状況。
まったく異なる状況下なのに「過度な浪費は身をほろぼす」のです。
4.持っていないと詰む
お金も防災用品も、なくたって生きていくことはできます、通常時は。

通常時は?
ですが、緊急時はどうでしょう。
お金がなければ衣食住に困るのではないでしょうか。
がれきやガラス片の散乱した被災地をはだしで逃げることはできるでしょうか。
そんなときに国や行政など、誰かに文句を言っても仕方ないのです。
覚悟だけでどうにかなる世界ではありません。
「持っていなければ詰む」世界もあるのです。
5.リスク分散
いざという時に、身を寄せられる場所があることは心強い。
疎遠になりがちな家族や親戚と普段からコミュニケーションをとっておいたり、何らかの地域コミュニティに参加しておくといったこともいいでしょう。
住まいや職場だけでなく自分の居られる場所がもう一つあるということは、きっと役立ちます。
もちろん何かしてもらうだけでなく、何かできることをこちらからも提供する必要はあります。
6.備蓄と投資
災害対策では備蓄が重要です。
食糧や水だけでなく、ガソリン、トイレットペーパーなどの生活必需品、モバイルバッテリー、救急用品などをいつでも使えるようにしておくことが重要です。

いつでも、ってのがミソなのね
資産をすぐに使えるようにしておくこともFIREと同じです。
とくにFIREをしている方の場合、現金だけでなく株式や不動産、金などといった金融資産で持っていることが多いですが、これらは換金までに時間がかかるのです。
株式だと約定日から数日後だったり、不動産は早くても1か月以上だったりします。
すべてを現金化する必要はありませんが、近々お金が必要になるなら早めに準備しておきましょう。
7.鬼メンタル
どんなに準備してもその状況下に置かれたら、なるようにしかなりません。
最後はどんと構えていきましょう。
大丈夫です。そのためにいろいろ準備してきたのでしょう?

結局、最後は精神論だったw
精神論が大切とは思いませんが、何事も気の持ちよう次第で変わってきますからね。
ただし何も対策していない精神論では、いずれ詰みますよ?
それでは、次回はFIREと仕事の棚卸について考えてみたいと思います。
今回もお付き合いいただきありがとうございました。

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