みなさんこんにちは、マーです。
サブスク代を見直して、人生の余剰資金を捻出しましょう。
サブスクとはサブスクリプション(Subscription)の略で、サービスや商品を一定期間利用できる権利に対して料金を請求するビジネスモデルのことを指します。音楽や映画、電子書籍などで近年よく見かけるようになってきました。もちろんこうした文化的な消費活動に対してだけでなくスポーツクラブの月額会員、クラウドサービス、食材宅配サービスなど多岐にわたります。もっと広い意味で考えれば住民税や社会保険料、または水道光熱費もある種のサブスクですが、話が複雑になるのでここでは割愛します。
私自身は現時点でサブスクに加入していません。その理由はいずれも毎月その額を支払うだけの価値が自分には見いだせないからです。
たとえばAmazonプライム。特徴として毎月600円(年間5,900円)支払えば、発注した商品が最短翌日に無料で届く、話題の映画をいくらでも視聴することができる、追加料金なしで無数の書籍や音楽を楽しめる3点の特典があります。しかし私はそもそもAmazonで商品を買うことが年に1回あるかどうかというレベルです。映画もそんなに見ませんし、Amazonの電子書籍はしょっちゅう購入しているのですがそれでもリアル店舗にて頻繁に立ち読みしているので、きっと特典は使い切れないと思います。
個人的にはYoutubeで動画視聴をするのですが、YouTube Premiumにも加入していません。毎月1,280円で動画途中に入りがちな広告の非表示やバックグラウンド再生が特典がありますが、それに加入してしまうと朝から晩まで動画視聴にのめりこんでしまいそうな怖さがあるので加入していません。
他にも自分が得たい価値とそれに支払う金額が見合っているかを考えたうえで、結局どのサブスクにも未加入でいいという判断をしているのです。あなたが価値を感じるなら加入すればいいし、私はそれに対して何かを伝えようとも考えていません。
もう一つ言えば私の場合、支払う金額を額面通りには見ていません。毎月600円と聞いたとき、おそらくほとんどの人は毎月600円支払えばいいと考えるでしょう。しかし私の場合、利回り4%の投資額だったらいくら分なのかで考えてしまうのです。つまり毎月600円だと年間7,200円。年間7,200円を得るには180,000円分(7200÷0.04)の投資額に相当します。そう考えるとそのサービスを受け続けるために180,000円分の資産を買うだけの価値があるのかな、と冷静になってしまい、だったらいらないかなと考えてしまうのです。おかげで世間の便利なサービスのうちほとんどが未体験ですが、逆に言えば、おかげで本当に自分にとって必要であるサービスを取捨選択し続けることができている、とも言えます。
そうした視点でサブスクを見直してみるというのは、余剰資金捻出には必要なことかと思います。
ただし見直すならバッサリ解約したほうがいいと思います。元が取れるまでは加入し続けようとか、何年何か月も加入し続けたのだからと使ってもいないのにダラダラ続けてしまうという話はよく聞きます。考えるべきは「今のあなたにとってそのサービスが本当に価値あるものか」の1点のみであって、それに全力でYesと答えられないのなら、それは不要なものではないか、ということです。それについては私が言うまでもなくあなたの本心がわかっているのではないでしょうか。
次回は光熱費を見直してみましょう。
今回もお付き合いいただきありがとうございました。
1つ1つのサブスクに対して、あなたにとって価値があるかと向き合おう