みなさんこんにちは、マーです。
習慣が変われば人生を生き抜く難易度が大きく変わります。家計節約上級編として次に実践する価値があることは買い物習慣を捨てるということです。
一つ一つの商品を見直す
これは全く買い物をするなということではありません。買い物に関わる習慣を見直そうということです。例えば何気なしにコンビニエンスストアに行く場合、その便利さから気軽に少額ずつ使ってしまいがちです。しかしスーパーやドラッグストアと比べるとコンビニで販売される商品は全体的に商品売価が割高です。また昨今だと、大手コンビニチェーンで商品パッケージを上げ底にしたり実際に入れていない具材を印刷技術で入っているように見せかけたりといった詐欺まがいの販売戦略で消費者の目を欺いたりする商品も現れました。
売価や内容量など少しずつ改悪がなされている現状を考えると、コンビニでの買い物は必要最小限にしたほうが良いでしょう。とはいえ、私自身は通勤途中のコンビニで昼食を買っています。とはいえ、弁当やおにぎり類は売価に対して毎日リピートしてまで食べたくなるほどのクオリティを感じていませんし、何より昼食時の炭水化物は午後に強烈な睡魔を引き起こすので、購入するのはタンパク質中心に味噌汁とゆで卵、そして大豆バーのSOYJOYです。合計額は368円(税込)です。
ここは節約できる余地があるところですが、弁当箱を持ち歩かずに済むメリットと前述の炭水化物を意図的に避けることができるのでこの手法をとっています。
ちなみに私の購入ラインナップからすると上記3点の食品成分合計値はエネルギー251kcal、タンパク質12.8g、脂質12.9g、炭水化物23.2g、食塩相当量は2.9gとなります。参考までに比較対象として全国のセブンイレブンで販売している幕の内弁当(2025年2月16日時点)で見てみると、エネルギー610kcal(+359kcal)、タンパク質18.8g(+6.0g)、脂質19.8g(+6.9g)、炭水化物91.6g(+68.4g)、食塩相当量2.8g(-0.1g)、そして合計額は462.24円(税込、+94.24円)となっており金額差もさることながらとくに炭水化物摂取量が4倍弱もあります。肉体労働メインなら納得ですが、そうでないなら一考の余地はあります。太りやすい習慣を維持してしまうことで高血圧や生活習慣病にかかりやすくなるなど健康に関する悪影響を招き、結果的にお金を大きく減らすことにつながります。
また惰性で使っているラテマネーにも注意が必要です。ラテマネーとは、デヴィッド・バック氏の著書「自動的に大金持ちになる方法(オートマチック・ミリオネア)」の中で提唱した概念で、カフェラテを飲むようなちょっとした贅沢に消費するお金を指します。私はこれを全面的に否定する気はありません。連休前に飲むお酒やたまの休日に飲むコーヒーで命の洗濯ができるなら安いものですし、ストレス発散にもつながるでしょう。ここで言いたいのは、その頻度を考えましょう、ということです。
「頑張ったから」とか「ご褒美」の名目で使いたくなる気持ちもわかりますが、その名目を使えばいつでも使っていいとなると誰であれ歯止めは効きません。これは価値観の問題となりますが、試しにラテマネーを半分に減らすというのはいかがでしょうか。例えば毎日コーヒーを買う人は隔日にするとか、毎週末にお酒を飲んだりタバコを吸ったりする人は2週に1回にするとか、そういったことです。
この行動は開始直後はつらいものです。脳では辞めなきゃと考えていても心が欲するよう習慣化されているからです。ですが、最初の1~2回我慢してみましょう。それで前回我慢できたから今回も我慢できるかなと感じられればしめたものです。そうして少しづつラテマネーを減らしてみましょう。
それでも我慢が続かない状況であっても、まずは1回我慢できたことに賛辞を送りましょう。少なくとも我慢できた経験があるかないかで大きな差があります。その経験は小さな一歩ですが、確実にあなたの生き抜く難易度は下がっていくでしょう。
慣れてくれば、さらもう少し踏み込んで、週に一度はお金を全く使わない日というものを設けてもいいかもしれません。
ただし生きている以上、まったくお金を使わないというのも難しい話です。次回はさらに踏み込んで現金を持つ習慣をやめることを考えてみたいと思います。
今回もお付き合いいただきありがとうございました。

購買活動を削減せよ