みなさんこんにちは、マーです。
今回は断捨離の「断」、つまり断行(だんぎょう)をかんがえてみましょう。
断行とは欲望や悪習慣との決別
断行とはお釈迦様の教えで、入ってくるものや欲望、あるいは悪しき習慣など自分にとって本当に必要ではないものを断つことを指します。

「入り」の部分で要不要を判断するってことね。
あなたにもありませんか?
身の回りを見返してみたときに、なんとなく物欲をそそられて買ってはみたものの後で見たときに買った理由がわからないものが散乱していたり、スマホやタブレットで動画を見始めて無駄に時間を浪費してしまったりなど、自分の行動を後悔した経験は誰にでもあるものです。
本当に今の自分に必要なのかな?
得ようとした行動によって後悔するのですから、そもそもその行動を起こさないようにするしかありません。
それには逐一、行動を起こす前に本当に今の自分にとって必要なものかを自問し続ける必要があります。

なんとなく欲しくなっちゃったから手に入れたってのは、後悔の元ってことね。
最初のうちは不要と判断できるケースはそう多くありません。
なぜならどれも魅力的に見えるため、不要と判断するにはいろいろな物事を経て決断力をつけていくしかありません。
本当に必要なものを知るためのトライ&エラー
行動や決断ひとつずつに真摯に向き合わなければいけません。
これは苦しいですが、続けていくうちに自分にとって本当に必要なものはそんなに多くないことに気づくでしょう。
自分の持つお金や時間は有限だし、すべての欲しいものを手に入れようとしても現実的には難しいし、仮に得たとしても更にもっと欲しくなるので欲望の無間地獄に陥ってしまいます。
一つ断ち、また一つ断ち。これを繰り返して少しずつ執着を断っていくのです。

判断を繰り返すと「見る目」が研ぎ澄まされるのか。
支出を削減するには固定費削減だけでなく、自分の欲望を抑えていくことが肝要です。そのために日ごろから断行によって執着を断つことが大事です。
次回は断捨離の捨行(しゃぎょう)について考えてみましょう。
今回もお付き合いいただきありがとうございました。

本当に必要なものを厳選せよ
生きぬく!研究所 