支出を削減する(その他編)~お金について考える

みなさんこんにちは、マーです。

今回は通信費、生命保険料、サブスク代、光熱費以外についての支出削減について考えてみます。

まずは住居費。住宅ローンを組んでいる人ならば住宅ローンの借り換えや金融機関との交渉を検討してみましょう。金利が0.1%下がるだけでも月額数百~数千円、トータルで数十万円レベルで変わります。これだけ聞くとその程度かと感じる人もいるでしょうが、日々の生活で数円単位の金額差で汲々とする人も多いかと思います。そもそも全世帯の20%程度は金融資産保有額100万円未満、つまり5人に1人は100万円も持っていない(令和5年、金融広報中央委員会)というのが現状なのですからやってみる価値はあります。

賃貸であっても家賃交渉はできます。引越しの閑散期を狙って値段交渉してみましょう。私の場合は、周辺地域や築年数から見た家賃相場と差がなかったことから家賃は変わらずでしたが、契約している駐車場1台分を無料にしてもらいました。1000円でも下がれば御の字だと考えていたのでいい交渉ができました。

あとは誰も説きませんが、断捨離が効果絶大でした。これは身の回りのものをすべて一つ一つ見直して、本当に必要なものだけを残してあとは手放すことを指します。これは時間もかかるし、ものによってはリサイクルできずに処分費用を要するものもあるし、何より無駄なものを大量に買いまくっていた自分と向き合わざるを得ないので精神的なダメージも大きいです。しかし、それを経ることで自分にとって本当に価値あるものは何かを真剣に考えるようになったこと、手放しきるための時間や費用を考えると迂闊にものを増やせなくなること、また余計なものが少ないと生きることがすこぶる快適になることに気づくことができます。

特に戦後を生きてきた高齢の方は物があっても困ることはないといたずらに物を増やしがちですが、東日本大震災や南海トラフクラスの地震が直撃すれば、室内の物は間違いなく凶器となります。また「売れば何かの足しになるから」などと片付けをしない老人もいますが、これほど失礼な発言もありません。周りが片付けようとすれば全力で拒むでしょうからその人の死後まで物は手付かずになり、ではその遺品に価値あるものがあるかといえば遺族にとって価値もなく、むしろ処分の時間と手間を貸すだけの負の遺産しか残りません。業者に遺品整理を頼めば下手すれば数百万円レベルで請求されるでしょう。いくら自分で価値があると思ってたくさん残してみたところで、悪く言えばそうしたものを遺族に「押し付けて」亡くなるのは自分勝手としか遺族はとらえないです。

支出削減なのに壮大な話になってしまいました。いずれにしてもあなた自身の手で身軽にしていくしかありません。

目先のテクニックではなく、そもそも無くてもいいものはいらないのです。これに気づけば被服費や雑貨代は激減します。そこまでやって初めて変動費節約に着手しましょう。苦労のわりにやったところで効果が出にくい変動費節約はそのくらいのポジションで良いと思います。

次回はお金を増やすを考える前に、消費欲を減らしていく断捨離を考えてみたいと思います。

今回もお付き合いいただきありがとうございました。

マー
マー

なんとなくの欲望で消費しない!

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