みなさんこんにちは、マーです。
今回は通信費、生命保険料、サブスク代、光熱費以外にあたるそれ以外についての支出削減について考えてみます。
住居費の削減
まずは住居費。住宅ローンを組んでいる人ならば住宅ローンの借り換えや金融機関との交渉を検討してみましょう。金利が0.1%下がるだけでも月額数百~数千円、トータルで数十万円レベルで変わります。

ちょっとの金利差が支払総額に大きく影響するね。
これだけ聞くとその程度かと感じる人もいるでしょうが、日々の生活で数円単位の金額差ですら汲々とする人も多く、そもそも全世帯の20%程度は金融資産保有額100万円未満、つまり5人に1人は100万円も持っていない(令和5年、金融広報中央委員会)というのが現状なのですからやってみる価値はあります。
周辺相場と差があるなら家賃交渉もひとつ
賃貸であっても家賃交渉はできます。引越しの閑散期(おもに6月、11月、1月)を狙って値段交渉してみましょう。

え?できるんだー?!
私の場合は、周辺地域や築年数から見た家賃相場と差がなかったことから家賃は変わらずでしたが、契約している駐車場1台分を無料にしてもらいました。1000円でも下がれば御の字だと考えていたのでいい交渉ができました。
未来の処分費用をゼロにする
あとは誰も説きませんが、支出削減には断捨離が効果絶大でした。これは身の回りのものをすべてひとつずつ見直して、本当に必要なものだけを残してあとは手放すことを指します。
これは時間もかかり、ものによってはリサイクルできずに処分費用を要します。何より無駄なものを大量に買いまくっていた自分と向き合わざるを得ないので精神的なダメージは相当なものになります。

断捨離は次回以降で話すって。
しかし、それを経ることで自分にとって本当に価値あるものは何かを真剣に考えるようになったこと、手放しきるための時間や費用を考えると迂闊にものを増やせなくなること、また余計なものが少ないと生きることがすこぶる快適になることに気づけます。
溜め込んでいる「あとで売れば足しになるから」は凶器、負債、ゴミでしかないことにいい加減気づけ!
特に戦後を生きてきた高齢の方は物があっても困ることはないといたずらに物を増やしがちですが、東日本大震災や南海トラフクラスの地震が直撃すれば、家具や室内の物は間違いなく凶器となります。
また「売れば何かの足しになるから」などと片付けをしない老人もいますが、これほど失礼な発言もありません。

家じゅうに凶器ばかり置くって、ヤバすぎでしょ!
ゴミ屋敷は本人の想像以上に家族や地域に迷惑しかかけない
周りが片付けようとすれば本人は全力で拒むでしょうからその人の死後まで物は手付かずになり、その遺品は遺族にとって何の価値もありません。

本人は気がつかないだろうけど、本当に害悪でしかない。なんなら悪臭まで放つからね。
買い取り業者に見積もりを依頼しても二束三文で買いたたかれるどころか、むしろ廃棄処分の時間と膨大な費用を課すだけの負の遺産しか残りません。
業者に遺品整理を頼めば下手すれば数百万円レベルで請求されるでしょう。
いくら自分で価値があると思ってたくさん残してみたところで、そうしたものの処分を遺族に「押し付けて」亡くなるのは自分勝手でしかありません。

これもう社会問題にしていいレベルだよ!
支出削減なのに壮大な話になってしまいました。いずれにしてもあなたの手で身軽にしていくしかありません。
目先のテクニックではなく、そもそも無くてよいものはいらないのです。これに気づけば被服費や雑貨代は激減します。
そこまでやって初めて変動費節約に着手しましょう。苦労のわりにやったところで効果が出にくい変動費節約は一番最後くらいのポジションで良いと思います。

使っていないなら放置しないで処分し続けていくしかないってことかな。
次回はお金を増やすを考える前に、消費欲を減らしていく断捨離を考えてみたいと思います。
今回もお付き合いいただきありがとうございました。

欲望消費を捨てよ
生きぬく!研究所 
