みなさんこんにちは、マーです。
前回は投資について話をしましたが、諸外国に比べて金融教育の遅れている日本では少額でも損失を出したくないとか投資と聞いただけで思考停止して即拒絶してしまう人が多いように感じます。そうした方は資産額の大部分をいきなり何かにぶち込むような勘違いをしていませんでしょうか?
漫画のように大きくかけて大きく儲かるなんてのは投資ではなくギャンブルといいます。当たれば大きいかもしれませんが、それと同じくらい人生を破滅させる危険性もはらんでおります。運の要素が大きく、儲かるための再現性がないものは全くお勧めしません。
例えば総資産1000万円のうち1000万円全額をかけるようなものです。私自身、あなたの人生に責任は持てませんのでお好きにどうぞというスタンスですが、さすがに破滅リスクが高いものを提示して知らんぷりはできませんので、やはりおすすめしません。
そうではなくて総資産1000万円あるとして、そのうち1万円を投資に回すことを考えてみます。生活するうえで1万円が少額とは思いませんが、仮にこの1万円を丸々失ったとしても総資産残額999万円があるのですから致命傷にはなりません。このように仮に丸々失ったとしても人生に支障ない程度の額であれば投資に回してもいいと思うのです。
ではそのお金をどこから捻出するか、です。30年近く可処分所得が上がらず、しかもここ最近の円安で生活が苦しくなりかつ、金融資産非保有世帯が28.4%(2023年、金融広報中央委員会)もあるこの現代日本では、資金捻出どころか生活するのも容易ではありません。
簡単なことです。収入を増やすか支出を削るしかありません。
「生活が容易でない」で思考停止している場合ではないのです。生きぬくためには文句を言っても仕方なく、自分でできることは何でもやっていくしかありません。あなたを助ける余裕のある人は、そうそう居ないのです。誰かの助けを待つのはあきらめましょう。腹をくくるしかないのです。
そのうえでタネ銭を作る方法ですが、収入を増やしつつ支出を削る多方面戦術で実践したいところです。なぜなら即時的に効果のある方法だけでなく、とりかかってから効果が表れるまで時間がかかる方法もあるからです。つまりは同時並行的に進めていくということです。
これを踏まえて、次回は収入を増やす方法を見ていきたいと思います。
今回もお付き合いいただきありがとうございました。
収入増と支出減を同時進行させよう。