【お金考察編①】労働だけじゃない!知るべき10種類の収入

みなさんこんにちは、マーです。

今回は収入について考えてみたいと思います。突然ですが、あなたが思いつく収入とはどういったものがあるでしょうか?

あなた
あなた

お仕事で稼ぐって……だけじゃないの?

おそらく多くの人は労働によって得る給与収入のみを思い浮かべるでしょう。しかし収入にはもっと様々な種類があります。ここでは所得(収入から必要経費を差し引いた金額)から収入の種類をまとめてみたいと思います。

所得の種類概要
給与所得給与収入(勤務先から支払いを受ける給料・賃金・賞与など(パート・アルバイトによる収入も含む))から生ずる所得
給与所得=給与収入-給与所得控除
事業所得製造業・卸売業・サービス業・農業・漁業その他の事業から生ずる所得
事業所得=事業収入-必要経費
利子所得公社債・預貯金の利子などによる所得
配当所得株式会社などの法人から受ける剰余金の配当・利益の配当・剰余金の分配などによる所得
配当所得=配当収入-借入金の利子
譲渡所得土地・建物・株式・ゴルフ会員権などの資産の譲渡から生ずる所得
不動産所得家賃・地代・土地建物の権利金など
不動産所得=不動産収入-必要経費
一時所得生命保険の満期保険金、懸賞当選金品、競馬の払戻金など、一時的に生ずる所得
一時所得=一時収入-必要経費-特別控除(50万円)
退職所得退職により勤務先から受ける退職手当などの所得
退職所得=(退職収入-退職所得控除)×1/2
山林所得山林を伐採して譲渡したり、立木のままで譲渡することにより生ずる所得
山林所得=山林収入-必要経費-特別控除(50万円限度)
雑所得ほかのどの所得にも該当しない所得(公的年金など)

「働くだけでは負け」

税法上は10種類の所得があり、すなわちそれだけ収入の種類はあるのですが、幼少期からお金の勉強をしっかり施さない我が国では労働で稼ぐことばかりが重視され、他の収入は自分以外の富裕層だけしか得られないと認識してしまっている人が少なくありません。

労働はつまるところ日銭を稼ぐ有効手段ですが、支給日にお金が手に入るのでそれだけ麻薬性が高いとも思います。

支給日さえくればなんとかなると勘違いしやすいのです。それは回し車の中で全力疾走し続けなければいけないネズミと一緒です。

あなた
あなた

そういうの「ラットレース」って聞いたことあるよ。

どこかで給与所得以外の所得も考えなければ、いつまでたっても日銭稼ぎに終始するだけです。

人生の時間は有限で、しかも今より年を重ねれば体力が落ち、また雇われる機会も少なくなることを考えると、日銭稼ぎは続けるものではありません。

あなた
あなた

もう「働いたら負け」の世界だ。

かつてとあるニートの方が「働いたら負け」と発言して物議をかもしたことがありましたが、これは一つの本質を突いた言葉だと思います。

私は働くことは嫌いではありませんが、多少の労働環境改善は進みつつあるもののいまだにサービス残業やら結論の出ない会議ばかりに明け暮れる企業が多く、しかも高い社会保険料と税金を搾取されながら働くというのは、ある意味苦行でしかありません。

給与所得しか所得のない状況を一度見直してみることは、非常に大事なことではないかと感じます。

あなた
あなた

自己投資って言われるけど、どうなの?

よく勤労収入を増やすために資格取得やスキルアップを勧めるビジネス書や動画サイトがありますが、私は積極的にしなくてもいいと考えています。

どうせ頑張ったところで月数千から数万円程度の報酬につながるだけです。

これが副業であればスキルの幅を広げて収入増につながりますが、多額の資格取得費用や何百何千時間も費やして同じ給与支払元の支払額が多少増えたとしてもあなたのスキルはそんなに増えないでしょう。

あなた
あなた

まさかの「積極的にやるなw」

また頑張ることが目的化してしまうリスクもあって、得られた結果がゼロなのにこんなに頑張ったんだからという謎の精神論で安心してしまうのは危険です。

頑張ったから報われるというのは、お子様の論理であっていい大人の考えることではありません。

あなた
あなた

じゃあどうしよう?詰んでる?

それでもいきなり配当所得や事業所得、不動産所得まで得ようとするのは、なかなか難しい話です。

そのため当面は給与所得を得ながら貯蓄して、少しずつ株式や副業など未来の所得につながる種まきをできる環境を作っていくことが大事です。それは一朝一夕では築けません。あせらないことです。

次回は上記の所得を一つずつ見ていきたいと思います。

今回もお付き合いいただきありがとうございました。

マー
マー

頑張ることに満足するな