みなさんこんにちは、マーです。
今回の断捨離は食事について考えてみます。
衣食住の「食」です。
腹8分じゃないの?
「腹8分」ならよく聞きます。これは満腹まで食べずに少し余裕を持たせた量を食べることで胃腸への負担を抑えましょうということです。
主観なので具体的な食事量は人それぞれですが、胃の大きさは空腹時に握りこぶし1つ分、満腹時に握りこぶし2つ分と言われていますから、感覚的には握りこぶし2つ弱といったところでしょうか。
まだ足りないと思うくらいでちょうど
ですから腹6分は腹8分よりさらに控えめな食事量ということです。
空腹感は増しますが、代わりに内臓負担軽減、腸内環境改善、血糖値安定、摂取カロリー抑制の効果があります。
ただしダイエットに効果がある反面、痩せすぎると骨量減少につながり、高齢者はフレイル(虚弱)に陥りやすいので注意が必要です。

飢えちゃうよ~
通常は腹8分に抑えておいて、慣れてきたら腹6分にシフトしてもいいかもしれません。
ただし無理な少食は勧めておりませんし、未成年や妊娠中の女性など十分な栄養摂取が必要な方は対象としませんのでくれぐれも実践にはご注意ください。
なぜ少食?やせたいの?w
正直な話、ボディラインを維持するためが大きな理由です。しかしそれ以外にも理由はあって、前述の健康関連の効果だけでなく、血糖値スパイクを抑制することも理由の一つです。

血糖値スパイク?
血糖値スパイクとは、ざっくり言えば「食後の猛烈な眠気やダルさ」のこと。糖質を多く含む食事によって急激に上昇した血糖値を抑えるため、体内では大量のインスリンが分泌されます。
このおかげで血糖値は急激に下がるのですが、同時に低血糖状態(脳のエネルギー不足状態)に陥る可能性があります。これが眠気やダルさを引き起こすので、できるだけ避けるために少食を勧めています。

昼ごはんの炭水化物が午後の睡魔の正体だった!
たまにはチートデイ、だけど限界突破にご用心♪
とはいえ、毎日少食では食の楽しみがありません。月に数回程度は「チートデイ」として本当においしい食事を心ゆくまで楽しむことも大切です。
ただし食べ放題バイキングのように自分の胃袋を限界突破してしまう量を食べられる場所では注意しましょう。
ディスりたいわけじゃないけど、ふくよかさの代償は大きい
小見出しではできるだけやんわりと書いていますが、「過剰摂取はロクなことにならない」という話です。
脂肪量で人間性が測れるわけではありませんが、多すぎる脂肪量は健康リスクを伴います。また脂肪が多いことで自己管理ができないと偏見を持たれる可能性もあります。
何も悪いことをしていないのに不利な状況に追い込まれる危険性をはらんでいるということです。
脂肪「無いと困るの君たちよ?」
ここまで書くと脂肪が悪者のように捉えてしまったかもしれません。
そんなことはなく、脂肪はむしろ体に欠かせない栄養素です。エネルギー源としてだけでなく、ホルモンや細胞膜の構成、臓器の保護、寒冷からの防御など、様々な重要な役割を担っています。過剰なダイエットはむしろ自分を壊しますのでやめましょう。

ガチのダイエットするなら医師に相談してね。
たぶん現代日本人は栄養過多
いろいろ考えてみましたが、おそらく栄養摂取が過剰にとれるありがたい環境で生活できている、この一点に尽きると思います。
それ自体はすごく幸せなことですが、裏を返せば簡単に過剰摂取できてしまうということでもあります。

飽食って幸せだけど自制も求められるよね。
安価な食事がダメとは言いませんが、手軽に手に入る食べ物で栄養過多になって高い医療費を支払うことになるのはあまり賢いとは思えません。体を整えるためにあえて少食にするのは、生きるために有益な行動ではないかと思います。
次回は衣食住の3つ目、住居について考えてみます。
今回もお付き合いいただきありがとうございました。

足りないくらいでちょうどいい
生きぬく!研究所 