みなさんこんにちは、マーです。
今回は配当収入を増やすことについて考えてみたいと思います。
配当収入を得るには、配当収入を得ることができる資産を手に入れる必要があります。いろいろな資産が考えられますが、ここでは上場株を買うこと、つまり持ち株分だけその会社のオーナーになることで配当収入を得ることを考えてみます。
やみくもに買えばいいわけでなく、あなたなりの投資方針を考えたうえで購入・売却しましょう。
例えば、投資金額を減らしたくないなら株式はあきらめて国内債券を買うとか、円安や円高など外国との為替レートに翻弄されたくないなら国内株オンリーとか、いろいろな手法があります。
投資方針は別途まとめたいと思いますが、株式、投資信託、不動産、先物、金等の資産の特徴を踏まえて、何を得たいか、あるいは何を避けたいかということを考えてみましょう。
もちろんこれは他人と比べるものではないので、価格変動が激しい分だけ利益が取れそうなものを選ぶ必要もなくて、自分が納得できる資産を自分の許容できる分だけ売買してもいいのです。
ただし資産が増えていくとなんでも手を出してしまいがちになるので、事前に投資方針を自分の中で決めておきましょうということです。
ちなみに私の場合は国内高配当株と積立投資信託、米国株をネット証券で購入します。
私の価値観ですが、高配当株は安定的に配当金を出しており、かつ利益剰余金が安定して増えている会社、また配当性向(その期の純利益(税引後利益)の中から、配当金をどのくらい支払っているかをパーセンテージで表したもの)が数10%から90%程度未満などにあたります。大きな成長性はないですが安定的に株主に配当金で還元している会社の株式です。
積立投資信託ですが、最近ではつみたてNISAで毎月少額ずつ積み立てています。これは15年以上といった長期保有をすると定期的に分配金を得られるのですが、それを再投資し続けることで投下した元本より多くの資産価値を築ける可能性が高いことから、毎月無理のない金額で積み立てています。むしろ株式のように利益確定とかそうした概念になじまないので基本的に売却はしません。
最後に米国株ですが、これもあらゆる銘柄を買い続けています。少子高齢化でさまざまな制度疲労を起こして衰退途上にある日本より、大国でありながらさらに人口増加している米国のほうが少なくとも今後数十年はゆるく経済成長し続けるだろうとの見込みがあるからです。
また前述の積立NISAなどで全世界株(オールカントリー、通称オルカン)だのS&P500だの買う人が多ければ、少なくとも円安基調は続くだろうから日本株はさらに厳しくなるだろうと見込んでいます。
私も人間なので確実な未来はわかりませんが、そういう方向で世界は回るのだろうという思惑から上記の方針でいます。
これが正しいとも思いませんし、真似されてあなたに損失が出ても私は責任を持ちません。
少なくとも投資の世界では、誰かが言ったからいいなんてお子様の世界ではないのです。
実際にお金を投下して資産を購入するということはその価値がゼロになるリスクもはらんでいるということです。言い換えればその分、オーナーとして覚悟してくださいということです。それがリスクを負うということで、そのリスクを負った分だけ配当所得が得られるものです。
それが嫌なら手を出さないほうがいいでしょう。
何を買うのかといえば人それぞれです。
こう言ってしまうと元も子もないのですが、配当所得をどのくらいの期間でいくら稼ぎたいかは人それぞれです。
もちろん多ければ多いほどというのが人情でしょうが、例えば3か月で3倍といったような短期間で急激な所得を得ようとするのは投資でなく投機、いわゆるギャンブルであって、私だけでなく誰にでも再現できるわけではありません。
投資は余剰資金をもって数年、あるいは10年以上といった期間でじっくり時間をかけて配当所得を得ていくものと考えていますので、それ以外についてはどれだけ投資だと言われても私はお勧めしません。
私なりの購入基準は次回に記載しますが、多くの皆さんが行っている貯金だけで日本国内資産一択というのも、考えてみればある意味極端な投資です。どんな選択であれリスクもリターンもありますから、私と一緒に少しずつ勉強していきましょう。
今回もお付き合いいただきありがとうございました。
労働者から資本家に移行する準備を始めよう。