みなさんこんにちは、マーです。
今回は転職を考察してみたいと思います。

転職かぁ。むかしより抵抗なくなってきたかもね。
私は転職を8回経験しており他人より多いと思います。勤めていた会社の倒産や自分の心身不調だけでなく、契約期間満了による退職など多く経験してきました。順風満帆な社会人生活とはいいがたいと思うこともしばしばあります。そこでわかったことは、転職とはリスクを把握して立ち回っていれば怖さは和らぐものである、ということです。
無意味に吐き出す文句より有意義な戦略を
正直、この国の労働環境に文句を挙げればきりがありません。経済の低迷した平成時代に新卒として社会に出ざるをえなかったり、それに対して国や自治体の補助があるわけでもなく、そして現在になれば人手不足のくせに採用年齢にこだわるあまり転職がしにくい。

2000年代ごろからハードモードになった感ある。あっ派遣法……(察し)
年功序列、終身雇用も崩壊し、長いこと思うように昇給しなかったなど、いわゆる「自助努力」ではどうにもならないまま現在に至る。
そういう時代を歩まざるを得なかった方々に対してねぎらいの言葉こそかけても「自己責任」の一言で突き放すような方はまだ一定数いて、正直ものの見方がまったく足りていないと感じます。
正攻法はできることを増やすこと
かといって、不平不満を並べても何も変わりません。今持っている手持ちのカードで生きていかなければならないこともまた事実です。
おそらく普通の人であれば、ここで頑張って手持ちのカードを増やし、できる限りの支出削減と収入増加、そして投資運用益を得ていこうと提言するでしょう。これは私も正しいと思うし、実践しているところです。
思い立って活動するだけなら転職ノーカン
ただし他者と同じことを言っても仕方ありません。私なら、ただ生きぬくだけでなくもっと自由に立ち回ってもいい、と言います。
もっと言えば、法を犯さない程度に自由に立ち回ることで、本当に厳しい時代に支援せず、少子化で経済の衰退を食い止められなかったすべての人達に逆襲してやろうではないかとさえ考えています。言葉や制度だけで実体のない支援などお断りです。
ブラック業界はどうぞ潰れてください
そんな立場から転職を考えてみます。正直言えば求人数だけはたくさんあります。しかしそれは労働時間が長いわりに所得が少ないとか、各種ハラスメントが横行していて労働環境のよろしくないいわゆる「ブラック」な業界が多数あるからです。

最近、離職率の高い業界ほどやたらと企業イメージアップのCMばかりうってる。
今までは安い賃金でも募集をかければそれなりに集まりましたが、仕事に対して熱意や職場に愛着を持てない人が多く(※)、また転職市場が広がってきたこともあり、退職や転職を選択する人も増えてきました。
(※2023年米ギャラップ社 グローバル職場環境調査によると日本では仕事に対して熱意や職場への愛着を示す社員の割合が5%(2022年)でした。世界平均の23%に比べると圧倒的に少なく、調査した145か国中最下位 リンク元)

人手不足もあって35歳限界説も過去になりつつあるかも。
よほど好きならば別としてもブラック業界に転職したところで、また再転職するのがオチですから、後悔しない転職をしたいものです。そのための手法として転職エージェントを活用するというものがあります。
ハローワークは基本手当を給付してもらうだけの場所です
以下、私の経験則なので印象論であることは否めませんが、それでも書きます。
ハローワークはブラック業界の求人ばかりです。これは求人を無料で掲載できること、基本的には求人掲載を断らないこと、また掲載審査が緩いことなどから玉石混交、なんなら「石」ばかりの求人になりがちです。
ハローワークは雇用保険の基本手当をもらいにいく場所としか考えていません。

個人だからこそかけてしまうこの怖さよ
求人フリーペーパーは企業がお金をかけて載せるのでまだマシですが、人手不足の業種ばかりが載せられている印象です。そして私の地元だけかもしれませんが時給や日給など非正規に近い働き方の求人がたくさん載せられています。転職サイトも同じような印象です。
他より多少マシかもしれないけれど、転職者の希望も考えず手持ちの案件同志をくっつけるだけのエージェントもいるから長期戦覚悟で
最後に転職エージェントですが、企業がお金をかけるのと、相性にもよりますがエージェントが親身に転職をサポートしてくれる場合が多いので転職がうまくいきやすい傾向があります。

傾向、ねぇ……
ただし、転職エージェントが持っている業界や会社リストから当てはめてこようとするので本当に就きたい仕事になるかは何とも言えません。
とはいえ、何も考えずに退職すると何をしてよいかわからずに時間だけ空費するので、エージェントと相談しながら転職を進めることで今より労働環境改善や収入増加を見込めるでしょう。

エージェントを妄信するのも違うってことね。
またお金も大事です。在職中に転職先が決まればいいですが、多忙な中で転職先を探すのは本当にしんどいものです。
退職すればその時間は容易に確保できますが、そうなると減っていく預金残高とにらめっこするしかなくなり、これはこれでもっとしんどい。つまり数か月、場合によっては年単位で働かなくてもよい資産があるかがカギとなります。
とっとと貯めて静かに身を引こう
ここぞというときに退職や転職によって働き手が減ることで、経済界が困るだの少子化が加速するだの知ったことではありません。
かつての私もそうでしたが多くの新卒者達が大変だった時代に「自己責任」の言葉で突き放された経験があります。令和になって人手不足や経済が回らなくなったところでその原因は国や経済界の「自己責任」にあるのに、今更何を言っているのでしょうか。

国や経済界の大きなツケです。今更「やりました感」を出されてもね……
さて、ここまで書いてきていますが、転職は生き延びるための資産を殖やす、もしくは極力減らさないことが目的だと思います。
そこから考えると、すでに生き延びるだけの資産があれば転職はいらない、と考えることもできます。そもそも転職自体が誰かの労働者になることであって、給与収入が絶たれれば生きていけないことは変わらないのです。あくまでも金融資産を維持し増やすための一手段が転職なのです。

「新しい夢」とか「やりたいこと」なんて青臭いこと言わないブログだなw
労働所得だけで生き延びようとしても働けなければ意味がありません。
金融資産からの所得を増やして働かずにお金を得るFIRE状態を作っていきましょう。そのためのタネ銭づくりに転職を使いましょう。
もし資産があれば転職すらも依存せず生き延びられる最高の状態です。

転職はあくまで金融資産を増やす手段ってことね。
次回はFIREについて書きたい……、ところですが、年末の大掃除が近づいてきたので、ものの管理について考えや思うところをまとめてみたいと思います。
今回もお付き合いいただきありがとうございました。

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