【断捨離実践編⑫縁を厳選せよ】人生とお金を守る人間関係の断捨離術

みなさんこんにちは、マーです。
今回の断捨離は、「縁の断捨離」について考えてみます。
お金を得る話というより、どちらかというと自分をすり減らしてお金や時間を失わないようにしましょう、というお話です。

あなた

え、「縁を断捨離～？！」

「縁を断捨離」というと、多くの人は「それは断捨離してはいけないだろう？」と反応します。
私もそう思いますｗ
だって人間は一人で生きていくことは相当難しいですから。
縁なしで生きていくには、この世界はとても大変です。

縁には良縁と悪縁があります。
良縁に見えても長期的には消耗させられる縁があれば悪縁でしょうし、悪縁と思いつつも実は自分のためにヒールを演じてくれているのかもしれませんし、その見極めは本当に難しいところです。

あなた

人付き合いは無理してでもって思うけれども、……う～ん

ですが、自分の直感で何かが違うと感じたならば即刻離れましょう。
たぶんその直感は、ほぼ当たっています。

切ることで巡ってくることもあります。
そもそも断捨離は、一つ手放すことで新しく受け入れる余白を作ることです。
つまり縁をひとつ手放すことで、別の新しい縁が入ってくる空間が生まれるということです。

あなた

さすがに親族に関わるのは……？

たとえ家族や親族であっても同じです。
一緒にいることで自分に悪影響があるなら、切ってもいいのです。
「親兄弟」の言葉で続けなければいけないなど、誰が言ったのでしょうか。

自己肯定感が低いときに出会う縁は、特に気をつけましょう。
そんな時に来るのはあなたにとって有益な縁でなく、あなたを食い物にしてやろうと近寄って来る悪縁だったりします。

『一年生になったら』という童謡をご存じでしょうか？
あの「ともだちひゃくにん、できるかな？」の歌です。

あなた

あの歌みたいに友達100人もいないよ～

もうみなさん、気づいているのではありませんか？
人脈を増やしたからといって、必ずしも幸せになれるわけではありませんよね。

よく考えてみると、有名人だったらすごいのでしょうか？

いっぱい名刺を持っているから偉いのでしょうか？
フォロワーが多ければ素敵な人なのでしょうか？
知名度の高さとその人の人格に因果関係はありません。

じゃあ良縁を持ちたい相手に積極的に近づけばいいかというと、それも難しいでしょう。
なぜなら、あなたが悪縁をもたらす人と思われれば、縁は結べませんから。

そうやって自分の損得で縁を結ぼうとしても、うまくいかないでしょう。
あなたが損得勘定で縁を探し続ける以上、相手もまた、あなたに損得勘定のみで近づいてくるからです。

損得でなくあなたの価値観に合う人と縁ができれば、それでいいのです。
それには自分の価値を再定義すること。
あなたの本当の価値をあなたが知ったとき、人間関係の棚卸しをしようと思えるものです。

あなた

交流は増やすのが正義と思ってたけど、そうとも言えないのか……

これからも末永く付き合いたいと思えたら縁を切らなければいいし、
少しでもガマンを強いられる縁だったら、縁を切ってしまってもいいのです。

家族だから。
幼馴染だから。
勤務先の人間だから。
自分にメリットがある人だから。

そうやって慣習や打算から縁を続けるのはやめましょう。

あなた

「うまく付き合わなきゃ」は自分を縛る呪文だったのかも……

その縁はいったい誰のためなのでしょう？
それであなたが苦しい思いをしている相手ならば、無理しないで離れる。
そういう縁もあるということです。
これはあなただけでなく、私にも伝えたい言葉です。

縁を続けるとか辞めるという話ではなく、これはあなたの生き方の選別です。

次回は不健康を断捨離するについて考えてみましょう。

今日もお付き合いいただきありがとうございました。

マー

縁は、つなぐものではなく選ぶもの。