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> TIMESTAMP: 2026-07-12 02:36:10
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みなさんこんにちは、マーです。
今回は夏にもかかわらず、年末の風物詩「年末調整」について見ていきます。

あぁ。あの保険のハガキをいっぱいくっつけて出すやつね。
あれ?
多分、「年末調整=“払いすぎた分がたまたま戻ってくる”だけの年末イベント」くらいにしか考えていませんね?
もうちょっと解像度高く見ていけば、年間トータルで支払っている支出金額にもメスが入れられるかもしれません。
年末調整は年間所得の総決算

年末調整って、年末の精算みたいなものでしょ?
ほぼ正解w
もっといえば、所得税の最終額を決定して、その過不足分を精算するための手続きです。
多くの場合は毎月多めに徴収しているので、たいていは「還付」されます。
これは最終的に支払う必要がなかったもので、けして年末の臨時収入ではありませんからね。
ちなみに、最終額より少ない額しか払っていなかったときは「追加徴収」されます。
扶養親族が減ったり、中途入社時や賞与が増額したときなどは要注意ですね。
(注)年収2000万円超えや年の途中で退職した人などは年末調整対象外です。
いっぱい引けば税金が減るけど全部はムリゲー
年末調整では、あなたが使った金額のうち下記のものを控除として申告できます。
控除が多ければ多いほど、所得が減るので所得税も減ります。
| 種類 | 対象者 |
|---|---|
| 基礎控除 | 誰でも使える所得控除 |
| 配偶者控除・配偶者特別控除 | 生計を同じくする配偶者の所得が一定以下の場合 |
| 扶養控除 | 16歳以上の扶養親族がいる場合 |
| 特定親族特別控除 | 19歳以上23歳未満の扶養親族がいる場合 |
| 生命保険料控除 | 生命保険、個人年金、医療保険料を支払った場合 |
| 地震保険料控除 | 地震保険料を支払った場合 |
| 小規模企業共済等掛金控除 | iDeCo(個人型確定拠出年金)の掛け金などを支払った場合 |
| 社会保険料控除 | 給与から天引きされた健康保険、厚生年金、雇用保険などがある場合 |
| 障害者控除 | 本人や扶養親族が障害者手帳を持つ場合 |
| ひとり親控除 | 生計を同じくする子がいる場合(所得制限あり、事実婚は対象外) |
| 寡婦控除 | 夫と離婚・死別した婚姻していない女性の場合 |
| 勤労学生控除 | 働きながら学校に通う学生の場合 |
(注)住宅ローン控除は、初年度だけ確定申告が必要なちょっとクセのある制度です。
2年目以降は年末調整で対応でき、「控除申告書」と残高証明書を出せば反映されます。
※さらに各種要件がありますが、あくまでも概要です

えっ、こんなにあるの?
たくさんありますが、支払わないと控除にならない項目もあったりするのでコンプリートを目指すものでもありません。
最高4万円の生命保険料控除を得るために、年間何十万円もの生命保険を払う人もいたりしますからね。
下手すると、民間保険だけで毎年中古車が買えるくらい支払っている人もいます。
このインフレ時代に、なかなかお金持ちな方ですね。
この際、書いてしまいます。
控除のために支出を増やすのは、本末転倒です!

えぐっ!でもやりがちかも
社会保険料控除は“自動で効く最強控除”
なかでも全額控除となっているのは、社会保険料控除です。
健康保険料、厚生年金、雇用保険。
これらはすでに引かれていますが、同時に控除としても効いています。
つまり、「支払うことで節税につながっている」とも言えます。
とはいえ、個人的には「強制徴収なら全額控除は当たり前でしょ?」としか思えないのですけどね。

心の声、もれてるよー!
iDeCoもなかなかの所得控除
それからiDeCo(個人型確定拠出年金)も、掛け金が全額所得控除になります。
60歳までの資金拘束があるとはいえ、所得税・住民税の負担を抑え、そして運用益は全額非課税というのはなかなか魅力的です。
ただ、これも国が後押ししている制度なのでそれくらいは当然……

もれてるってばー!
「扶養になりたそうに、こちらをみている!」
次に重要なのが扶養控除。
ざっくり言うと、養っている家族がいるとその分だけ税金が軽くなる仕組みです。

家族は最初から味方でしょ?!
対象になるのは、おもに配偶者以外の親族です。
16歳以上の子どもや老親などで、同じ生計でやりくりしていることが条件です。
場合によっては別居で仕送りしていても対象となります。
ただし、その扶養家族が稼ぎすぎると扶養から外れるので、そこは気をつけましょう。
扶養を外れた瞬間、税金と社会保険があなたをダブルで襲います。

バイトしてた時、「あんまり稼ぐな」っていわれたのはそれだったのか……
ほかの保険料控除は?→いらんw

「いらん」……、それってあなたの感想ですよね?
異論は認めます。
ですが考えていただきたいのは、生命保険料も地震保険料も「契約者にとっては割に合わないものが多い」のですよ。
控除だけ見ても、生命保険料控除で最大12万円、地震保険料控除で最大5万円。
たくさんの掛け金であっても、言ってしまえば「この程度」でしかないのです。
まぁ、満期時の利回りが低すぎたり、保険適用要件が厳しすぎて地震保険が使えなかったりする保険が多いのも事実です。
わたしは保険のプロではありませんが、色々調べた結果、民間保険にお宝なしと判断してすべて解約してしまいました。
(火災保険と自動車保険だけ加入しています)
この辺は、人によって必要な補償額も変わってくるので一概に言えないところでもあります。
もちろん、必要な保障を否定するものではありません。
ただ、「控除目的で増やすものではない」という話です。
「なんとなく加入」が一番損

まぁ、毎年とりあえず、年末調整の資料出して済ませてるかな……
あぁ~、気持ちわかります。
しかし、よく理解せず言われるままに出すと、書き損じや勘違いをしたまま、お金が戻ってなんとなく得した気になりがちです。
本当は、もっと年間収支を増やせていたかもしれないのに、です。
とくに民間保険を誤解している方が多い印象です。
「保険料は支払った全額が控除される」と勘違いして、無駄な民間保険に加入しても意味がありません。
また「控除された保険料の全額が戻ってくる」わけでもありません。
世間では「NISA貧乏」などとあおる声がありますが、それより「保険貧乏」を憂いたほうがいいですよ。
そんなことは生命保険会社やファイナンシャルプランナーの方は、口が裂けても言えないでしょうけどw

業務で年末調整やってた人は言うこと違うね~
言うなってw
個人の経験談はブログ記事パクられ対策でもあるからw
知る、見る、ちゃんと書く
いろいろ書きましたが、給与所得者にとって年末調整は家計見直しの貴重なチャンスです。
- 給与明細を見る(何が引かれているか知る)
- 加入している保険の契約内容と補償を確認する
- 扶養の対象を見直す
知らないと家計改善につながりませんし、知っていてもしっかり申告しなければ会社も誰も守ってくれないのです。
忘れずに手続するのは当たり前。
それに加えて、いらない支出や誤った申告をしていないかをくまなく見直すことも大切です。
あなたが「なんとなく」で済ませた分は、誰かの養分にされ続けるということ。
今年からは、「わからない」から「わかって見きわめる」に変えていきましょう。
さて、次回は給与所得者も考えたい「確定申告」についてみていきたいと思います。
今日もお付き合いいただきありがとうございました。

「なんとなく」を「把握する」に変えよ
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